日本の音楽シーンをリードし続けるB’zが、再び話題をさらっています。新曲“鞭”が、11月7日から放送が開始されたABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』の主題歌に抜擢されました。一方で、NHK連続テレビ小説『おむすび』の主題歌“イルミネーション”のミュージックビデオが公開され、大きな注目を集めています。それぞれの楽曲がどのように作品の世界観と結びついているのか、またファンの間でどのような反響を呼んでいるのか、詳しく見ていきましょう。
主題歌“鞭”とドラマ『インフォーマ』
B’zが提供した新曲“鞭”は、ドラマ『インフォーマ』の骨太なストーリーを鮮やかに彩ります。このドラマは沖田臥竜のクライムノベル「INFORMA」シリーズを原作とし、今回の舞台はタイ・バンコクに移ります。主演の桐谷健太が演じる「インフォーマ」木原慶次郎と、佐野玲於演じる週刊誌記者・三島寛治が異色のバディを組み、情報戦に挑む本格クライムサスペンスです。
このドラマのために書き下ろされた“鞭”は、疾走感溢れるメロディと、苦悩の中で前進し続ける人間の姿を歌った歌詞が印象的です。B’zのコメントにも「自分に鞭打って突き進む人間のテーマソング」という言葉があり、ドラマの緊迫感とキャラクターたちの葛藤にシンクロするように作り上げられたことがうかがえます。主演の桐谷健太も、「松本さんの重厚感あるギターリフと稲葉さんの唯一無二の歌声が、ドラマの世界観と完璧に合致している」と絶賛しています。
さらに、視聴者からは「ドラマの展開と主題歌が一体となって引き込まれる」「桐谷さんと佐野さんの演技と“鞭”がシーンを盛り上げる」などの声が続々と寄せられています。
“イルミネーション”とNHK連続テレビ小説『おむすび』
一方、“イルミネーション”はB’zが手掛けたNHK連続テレビ小説『おむすび』の主題歌で、明るさと切なさが交錯する楽曲として評判を呼んでいます。このミュージックビデオが11月17日正午、B’z公式YouTubeチャンネルで公開されました。公開に先立ち、異例ともいえる予告動画が解禁され、MVのプレミア公開ページが設けられるなど、ファンを期待で盛り上げる仕掛けも話題となりました。
さらに、渋谷に新たにオープンした大型商業エリア“Shibuya Sakura Stage”の大型ビジョンでは、同日限定でMVが上映され、街全体がB’zの音楽に包まれるような“1Dayジャック”が展開されました。これには「街中でB’zの音楽を楽しめる贅沢な時間だった」と、SNSでも多くの投稿が寄せられています。
また、“イルミネーション”を盛り上げるSNSキャンペーンも同時スタート。ファンがB’z公式X（旧Twitter）アカウントの投稿をリポストしたり、URLをシェアすることで、シェア数に応じた新しい情報が解禁される仕組みが注目されています。これにより、B’zの楽曲を通じて多くのファンが一体感を味わえる仕掛けとなっています。
B’zの新曲が示す音楽の可能性
今回の“鞭”と“イルミネーション”は、それぞれが全く異なるテーマを持ちながらも、B’zならではの情熱的な音楽性が息づいています。“鞭”では、クライムサスペンスの緊迫感と、人間の苦悩や挑戦を力強く表現。一方、“イルミネーション”では、日常の中に潜む希望や切なさを巧みに描き出しています。
B’zの二人が放つこれらの楽曲は、それぞれの作品の枠を超えて、リスナーの心に深く響き、そして新しい物語を創り出しています。映像と音楽が融合することで、さらに豊かになる作品の世界観。これがB’zの音楽の持つ魔法であり、これからも私たちを魅了し続けることでしょう。
ぜひ、ドラマ『インフォーマ』とNHK連続テレビ小説『おむすび』、そしてB’zの新曲“鞭”と“イルミネーション”の世界を存分にお楽しみください！